スイスでのチーズ作り体験、それ以来ナチュラルチーズのとりこ!

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更新日:2023/01/15

プロセスチーズとナチュラルチーズの違い

黄色、オレンジ、白…様々な色合いをしたチーズを見るとうれしくなります。チーズはご存じの通り乳製品。すごく大雑把に言うと、牛・山羊・羊などの乳を凝固、または発酵させ、脱水して作ります。

チーズは大きく分けるとナチュラルチーズとプロセスチーズの2つに分けられます。ナチュラルチーズは乳に乳酸菌や酵素を加えて固め、脱水したり、さらに熟成させたものです。乳の種類によって、また使用される微生物の違いなどにより、世界では1000種類を超えるナチュラルチーズがあるそうですよ!一方、スーパーなどでも手軽に手に入るプロセスチーズは、ナチュラルチーズを加工して発酵や熟成を止めた製品。保存性に優れ、品質も安定するという事です。

スイスでチーズ作りを体験

以前スイスでチーズ作り体験に参加しました。まずアルプスの少女ハイジのアニメに出てきたような大釜でミルクを煮立て、そこにレンネットという凝固剤を入れ混ぜます。そうすると牛乳が固まって、ミルク色のスープの中にお豆腐があるような状態になります。その固形分を木枠に移し、水分が抜けるように押し固めます。手作り体験はそこまでで、その後の発酵・熟成は農家の方が管理してくださり、数か月後にできたチーズを受け取りました。大なべから立ち上る湯気、チーズの香り一度に、チーズの木枠の大きさ、裏の牛小屋で草を食べている牛たち。本当に貴重な体験でした。もちろん自分で作ったナチュラルチーズの味は格別でしたよ。それ以来私はすっかりナチュラルチーズファンです。