羊のミルクから作られた、ちょっと色白のマンチェゴチーズがおいしい

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更新日:2023/01/22

マンチェガ種の乳から作られたマンチェゴチーズ

大好きなチーズの一つにマンチェゴがあります。マンチェゴは、スペイン中央部のラ・マンチャ地方で作られる、表面についた縄目模様がトレードマークのハードチーズ。その原料はマンチェガ種の羊の乳と決まっているそうです。羊乳から作られるチーズと言えばフランスのロックフォールも有名ですが、こちらはラコーヌ種という、マンチェガ種より少し大きい羊の乳から作られているそうです。さらに、毛糸で有名なメリノ種の羊の乳からも、セレナというチーズが作られているそうですよ。チーズごとに羊の種類が決まっているなんておもしろいですね。

マンチェゴチーズの味わい

マンチェゴはほんのり青草のような香りやはちみつのようなかすかな甘み、濃厚なコクが特徴です。羊の乳が原料というと香りが気になる方もいるかもしれませんが、獣臭などは全く感じられない、こっくりとした味わいのチーズです。特に、春に芽を出したばかりの牧草を食べた羊の乳を絞って作られた夏から秋ごろのチーズがおいしいとされているそうです。

マンチェゴとワインのマリアージュ

さて、合わせるとしたらどんなワインでしょう?一般的にはハードチーズには赤ワインが合うといわれてますから、スペインの代表的ぶどう品種、テンプラニーリョを合わせてみると良いかもしれませんね。ミディアムボディでベリー系やプラムなどの香りと果実味が高いテンプラニーリョ。うまみと甘みを併せ持つマンチェゴにベストマッチしそうです。

参考資料:http://jlta.lin.gr.jp/publish/sheep/kiji/24_04.html